ニコチン酸
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ニコチン酸 (以下NAと略す) はIUPAC命名法では3-ピリジンカルボン酸と命名されている。古来ニコチンの酸化により得られたカルボン酸であることから「ニコチン酸」と呼ばれており, 現在ではIUPACで認められた通俗名となっている。その他に医薬品としての名前としてNiacin (ニアシン) と呼ぶ通称もしばしば用いられている。<BR>NAはニコチンの酸化で初めて合成され, その後Funk, 鈴木梅太郎によりビタミンB<SUB>1</SUB>とともに米ぬかから分離された水溶性ビタミンB複合体の一種である。1937年にはニコチン酸およびその酸アミドがヒトの抗ペラグラビタミンであることが確認された。生体内ではNAD (Nicotinamide adenine dinucleotide), NADP (Nicotinamide adenine dinucleotide phosphate) という補酵素中にニコチン酸アミドとして存在し, 酸化還元反応に関与している。
論文 | ランダム
- 血液染色-2-(Senior Course 血液)
- 血液凝固-2-血小板(Senior Course 血液)
- 代謝制御発酵と遺伝的組み換え
- 血液凝固-1-PT,PTTを中心に(Senior Course 血液)
- 耳朶・静脈血検体の評価(Senior Course 血液)