加入量あたり産卵資源量解析による徳島県牟岐大島周辺のイサキ資源管理
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概要
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徳島県牟岐大島周辺のイサキ資源管理のために多くの資源特性値を調べ, 加入量あたり産卵資源量解析による検討を行った。数年にわたる多くの供試魚を用い, 年齢, 成長, 成熟, 産卵数および寿命などの知見を得て, VPAによって資源尾数や漁獲係数などを求めた。現状の資源の%SPRは, 18.6%と計算され, 乱獲との境界である資源管理上の下限に近い状況であった。現在, 資源管理の一貫として一本釣による20cm未満の主として1歳魚の再放流が実施されており, この状況を維持しているものと考えられる。将来的には2歳魚の保護が重要課題で, 23cmあるいは24cm未満に再放流基準を引上げ, 適正な30あるいは35%SPR管理に向けた努力が必要である。
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