下腿に原発したNK/T細胞リンパ腫,鼻型の1例
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概要
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67歳,女性。初診の1ヵ月半前から右下腿に紅色結節を自覚,徐々に増大した。病理組織学的に真皮,皮下脂肪織内に密な中型の異型性を有するリンパ球様細胞の浸潤があり,表皮向性は認められなかった。これの細胞はcCD3(+),CD56(+),CD4(−),CD8(−),CD30(−),TIA−1(+)の形質を示した。EBERは陽性,腫瘍細胞のSouthern blottingでTCRβ鎖の再構成が認められ,EB virusのクロナリティも確認された。WHO-EORTC分類T−cell lineage のNK/T細胞リンパ腫,鼻型と診断し,治療はRT-DeVICを行った。本症例はNK細胞様の腫瘍細胞からなり,EB virusに関連したcytotoxic T−cell phenotypeを持つ下腿皮膚原発のlymphomaとして貴重な症例と考えられた。
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