準静電界方式人体通信の自転車バックモニタシステム
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概要
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二輪車において,準静電界における静電結合を利用し,人体を通信経路としたバックモニタシステムを実現した.人体と静電結合を行う送信端末の電極をサドル部,受信端末をハンドル部に設け,電極と人体,人体と車体との静電容量の関係,すなわち,人体と車体との静電結合に対し,人体と端末の電極との静電結合がより大きくなるような電極の形状および配置を考慮した構成とした.本システムは人体通信によって煩雑な配線を排除することが可能となることと,準静電界を利用したことにより,人体表皮と電極への非接触通信が可能という特徴がある.
著者
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河野 賢司
東京大学生産技術研究所機械・生体系部門
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滝口 清昭
東京大学生産技術研究所機械・生体系部門
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滝口 清昭
東京大学 生産技術研究所 モビリティ・フィールドサイエンス(タカラトミー)寄付研究部門
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河野 賢司
東京大学 生産技術研究所 モビリティ・フィールドサイエンス(タカラトミー)寄付研究部門
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前田 一龍
Qファクター(株)
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比嘉 良人
(株)豊通エレクトロニクス 開発部
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神谷 稔
(株)豊通エレクトロニクス 開発部
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