氷の内部摩擦
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概要
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氷の内部摩擦の現状を格子欠陥の立場から解説した.現在氷の内部摩擦の測定は, 1Hzの低周波から180MHzの超音波まで広範囲の周波数領域におよんでいる.そこで, この周波数を低周波 (〜1Hz), 中間周波 (0.2〜80kHz), 高周波 (1MHz〜180MHz) の三つの領域に分け, 転位, 結晶粒界, 不純物, Bjerrumの配向欠陥などに起因する損失について言及した.またその一部のものについては理論的取り扱いを紹介した.
- 社団法人 日本雪氷学会の論文
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