硬口蓋に発症した種瘤先行性granulocytic sarcomaの1剖検例

概要

症例は57歳,男性.平成元年8月硬口蓋の腫瘤にて発症し,悪性リンバ鍾と診断され,化学療法,放射線治療をうけ寛解.平成2年5月白血球増加と芽球が出現.悪性リンパ腫の白血化が疑われたが,芽球はCD13, 14陰性, CD33陽性でAML(M1)と診断.腫瘤組織標本を抗ミエロペルオキシダーゼ抗体にて染色したところ陽性であり,きわめてまれな腫瘤先行性granulocytic sarcomaと診断した.化学療法にて寛解導入を図るも,感染症を併発し,死亡.剖検では,骨髄以外には白血病細胞の浸潤は認めなかった.

著者

岡部 英俊 滋賀医科大学中央検査部
藤山 佳秀 滋賀医科大学
程原 佳子 滋賀医科大学内科学第二
馬場 忠雄 滋賀医科大学
細田 四郎 滋賀医科大学
木藤 克之 滋賀医科大学第二内科
庭川 光行 滋賀医科大学第二内科
庭川 光行 滋賀医科大学内科学第2講座
岡部 英俊 滋賀医科大学
木藤 克之 滋賀医科大学医学部附属病院血液内科
安藤 朗 滋賀医科大学 消化器内科
藤山 佳秀 滋賀医科大学第二内科
中條 忍 滋賀医科大学第2内科
丹波 淳哉 滋賀医科大学第二内科
木藤 克之 滋賀医科大学内科学第2講座
中條 忍 滋賀医科大学内科学第2講座

関連論文

▼もっと見る