C型慢性肝炎の新規治療薬
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年の分子ウイルス学の進歩により，C型肝炎ウイルスの増殖系が確立されウイルスのlife cycleが分子生物学的に明らかにされるにつれて，たくさんの治療薬の候補が多くの研究者により見つけられ続けている．NS3のプロテアーゼはウイルスのlife cycle上必須の酵素で，プロテアーゼ阻害薬の研究に全世界が取り組み，その結果Boceprevirが世界での承認薬第1号となった．プロテアーゼ阻害薬の導入により慢性C型肝炎初回治療例の70％は治癒することが期待される．また他のウイルス因子を標的としたポリメラーゼやNS5Aの阻害薬，またウイルス増殖に必須の宿主因子を標的としたサイクロフィリン阻害薬も治験中であり，近未来的には経口薬の組み合わせでウイルス排除が目標となる．
論文 | ランダム
- 嗅板の異所性移植によるLHRHニューロンの脊髄進入(平成14年度順天堂大学 老人性疾患病態・治療研究センター研究発表会)
- 嗅神経路切断で誘導されるLHRHニュｰロンの三叉神経眼神経への迷入とPSA-NCAM
- GnRHニューロンの発生
- 手術症例報告 胃(噴門部)癌術後縦隔内リンパ節再発に対しTS-1・放射線同時併用療法によりCRを得た1例
- 咽, 喉, 食摘術に対する噴門食道管の頸部挙上による音声再建法