長期経過観察中に閉塞性黄疸をきたした膵漿液性嚢胞腺腫の1例
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概要
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症例は68歳男性.1997年3月より膵頭部の嚢胞性腫瘍にて長期経過観察されていた.2007年6月に閉塞性黄疸で入院.CTにて腫瘍径は約10年間で3.6cmから5.9cmへと増大を認めた.ERBDによる減黄後,膵頭十二指腸切除術を施行した.切除標本の病理診断は膵漿液性嚢胞腺腫であった.本症は一般的に緩徐な発育をする良性腫瘍で,腫瘍径が4cmを超えると有症状になることが多いとされるが,経過中に胆管狭窄をきたすことはまれであり文献的考察を加えて報告する.
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