2種の副腎皮質ステロイド製剤で,重篤なアナフィラキシー様ショックをきたした気管支喘息の1例
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概要
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患者は31才,女.気管支喘息発作に対しhydrocortisone sodium succinateを静注したところ呼吸停止し,半昏睡に陥つた.意識回復後, prednisolone sodium succinateの静注で再び同様に半昏睡に陥った.皮内反応および静注による誘発試験の結果より副腎皮質ステロイド(CS)薬そのものに対する過敏反応と考えた. CS薬は-時的な投与では副作用はまれと考えられているが,気管支喘息患老での過敏反応の報告が散見され,投与の際は注意が必要である.
著者
-
村井 幸一
宮崎医科大学第二内科
-
津田 和矩
宮崎医科大学第二内科
-
武井 美智子
鹿児島大学第一内科
-
野添 新一
鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科社会・行動医学講座
-
中村 東樹
宮崎医科大学第二内科
-
野添 新一
鹿児島大学医学部第一内科
-
成尾 鉄朗
鹿児島大学医学部第一内科
-
重平 正文
宮崎医科大学医学部第二内科
-
中島 信治
宮崎医科大学医学部第二内科
-
橘 宣祥
宮崎医科大学医学部第二内科
-
津田 和矩
宮崎医科大学医学部第2内科
-
津田 和矩
宮崎医科大学医学部第二内科
-
村井 幸一
宮崎医科大学医学部第二内科
-
中村 東樹
宮崎医科大学医学部第二内科
-
武井 美智子
鹿児島大学医学部
-
成尾 鉄朗
鹿児島大学医学部心身医療科
-
野添 新一
鹿児島大学
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