新学術領域「計算解剖学」の目指すところ
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概要
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本稿は,文部科学省科学研究費補助金新学術領域の支援による研究プロジェクト“計算解剖学”の目指すところについて述べたものである.本学術領域では,新たな学問体系としての「計算解剖学」の創成を目指す.技術的な挑戦としては,(1)個体差がきわめて大きい解剖構造を統計数理的に記述できる計算解剖モデルの表現方法や,膨大な個体数の画像データからモデルを構築する方法の開発,(2)そのモデルに基づき,人体を解剖したときに得られる情報と等価な人体構造情報を医用画像から頑健かつ精密に得られるようにする手法の開発,(3)その技術に基づき診断や治療を高度に支援できる応用技術の開発,がある.これにより,医学の高度化,基礎医学研究・教育などへの貢献,さらには情報学にも多大な寄与が期待できる.本稿ではその研究組織体制についても述べている.
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