2次元T型直角合流路における混合特性

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概要

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2次元T型直角合流路における混合特性を実験的に求め, 管断面積比<I>m</I>や流量量比<I>Q</I><SUB>1</SUB>/<I>Q</I><SUB>3</SUB>の影響を調べた (<I>Q</I><SUB>1</SUB> : 主流上流側の流量, <I>Q</I><SUB>3</SUB> : 主流下流側の流量).また, まっすぐな2次元流路における計算結果と合流路の実験結果とを比較することによって, 合流後の流れが混合に及ぼす影響を検討した.その結果は次のようである.<BR>合流路における完全混合に要する管路長さ<I>L<SUB>e</SUB></I>は, <I>m</I>が大きくなるにしたがって, また, <I>Q</I><SUB>1</SUB>/<I>Q</I><SUB>3</SUB>が小さくなるにしたがって, 計算より求められた<I>L<SUB>c</SUB></I>よりかなり短くなった (<I>L<SUB>c</SUB></I> : まっすぐな2次元流路における完全混合に要する管路長さ).<I>L<SUB>e</SUB></I>は縮流係数<I>C<SUB>c</SUB></I>や<I>m</I>, <I>L<SUB>c</SUB></I>の関数で表された.
社団法人化学工学会の論文

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