多段フラッシュ蒸発装置内の液流動の解析 : 液流動の形態と圧力分布
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概要
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液流動形態とフラッシュ蒸発の関連を定量的に把握することを目的として, 垂直邪魔板を設置した場合と設置しない場合について, まず長さ1mのフラッシュ室内の2次元乱流液流動を差分法により数値解析した.<BR>その結果は, 単位フラッシュ室幅あたりの液流量が4.3×10<SUP>5</SUP>〜8.7×10<SUP>5</SUP>kg/h・mおよび基準液位が0.4mに対して, 主に計算機の点綴による等流れ関数線図と等圧力 (すなわち等飽和温度) 線図で示した.<BR>速度分布, 圧力分布および流動形態の数値解析結果は実験結果または観察結果と妥当な一致を示した.
- 社団法人 化学工学会の論文
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