撹拌による針 (棒) 状硫酸カルシウム結晶のマクロアトリッション
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概要
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針 (棒) 状結晶の晶析において避けられないマクロアトリッションについての情報を得るため針 (棒) 状硫酸カルシウム結晶の懸濁液に撹拌を加え, 結晶の長径, 短径, 長短度の経時変化を調べたところ, まず長軸に平行に割れて, きわめて細長い結晶が発生し, その結晶が続いて折れるという機構が推定できた.このマクロアトリッションにより発生した細い結晶の増加割合を撹拌速度や撹拌翼径, 槽径を変えて測定した.その結果, 種々の撹拌条件下で得られたデータを撹拌レイノルズ数で整理できることがわかった.
- 社団法人 化学工学会の論文
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