尿素法粗製メラミンの精製プロセスの開発
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概要
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アンモニア水溶液中でのメラミンおよびその加水分解生成物 (アンメリン, アンメリドおよびシアヌル酸) の加水分解速度を130,150および180℃で測定し, アンモニア濃度40wt%までのメラミンのみかけの速度定数を求める実験式を得た.また, 不純物として粗製メラミン中に最も多く含まれるメラムの反応についても調べ, アンモノリシスが加水分解反応に並発して起こることがわかった.さらにメラミンの溶解度をアンモニア濃度0〜80wt%, 温度20〜180℃の範囲で測定した.<BR>これらの結果から高温のアンモニア水溶液を使用する精製方法を見いだし, 単一連続槽によるパイロット試験を行い, 温度, 滞留時間, アンモニア濃度などの操作条件を決定した.さらにメラミンの晶析やアンモニアの回収にも工夫をこらし, この方法がプロセスとして成立することを明らかにした.<BR>この成果は新しいメラミン製造プロセスの開発に貢献した.
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