固定化酵素反応のみかけの最大反応速度およびMichaelis定数の基質濃度依存性
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概要
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拡散抵抗および静電場が影響する固定化酵素反応において, <I>S</I><I><SUB>b</SUB></I>/υ〜<I>S</I><I><SUB>b</SUB></I>プロット曲線の接線の式に基づき, みかけの速度パラメーター<I>V</I> <SUP>app</SUP><I>m</I>, <I>K</I> <SUP>app</SUP><I>m</I>に対する式を誘導した.これらの式の妥当性は, みかけのMichaelis定数<I>K</I> <SUP>app</SUP><I>m</I>に対する式を, 表面固定化酵素反応に対して他の研究者が提出した2つの近似式と比較することにより検証した.計算結果から, 基質濃度の<I>V</I> <SUP>app</SUP><I>m</I>, <I>K</I> <SUP>app</SUP><I>m</I>への効果が表面および細孔内固定化酵素の両系で基本的に異なることがわかった.
- 社団法人 化学工学会の論文
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