示差走査熱量測定によるCaNi<SUB>5</SUB>-H<SUB>2</SUB>系, LaNi<SUB>5</SUB>-H<SUB>2</SUB>系, Ca<SUB>1-x</SUB>La<SUB>x</SUB>Ni<SUB>5</SUB>-H<SUB>2</SUB>系の反応熱量の測定
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概要
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CaNi<SUB>5</SUB>-H<SUB>2</SUB>系, LaNi<SUB>5</SUB>-H<SUB>2</SUB>系, Ca<SUB>1-x</SUB>La<SUB>x</SUB>Ni<SUB>5</SUB>-H<SUB>2</SUB>系の反応熱量の測定を, 水素高圧下の示差走査熱量測定 (DSC) を用いて試みた.<BR>その結果, DSCで得られた実測値と, vant Hoffプロットの傾きおよび熱重量分析より得られる重量変化からの計算値とを比較することにより, DSCで得られた反応熱量の値が妥当であることを確認した.<BR>さらにDSC測定から得られた反応熱量は, 圧力-組成等温線の有効水素吸収量と関係しており, 有効水素吸収量が大きくなるほど水素化・脱水素化の反応熱量は大きくなることがわかった.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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米津 育郎
三洋電機(株)モバイルエナジーカンパニー 技術企画統括部
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名迫 賢二
三洋電機 (株) メカトロニクス研究所
-
米津 育郎
三洋電機 ニューマテリアル研究所
-
藤谷 伸
三洋電機 (株) 機能材料研究所
-
古川 明男
三洋電機 (株) 機能材料研究所
-
米崎 孝広
三洋電機 (株) 機能材料研究所
-
西村 康一
三洋電機 (株) 機能材料研究所
-
斎藤 俊彦
三洋電機 (株) 機能材料研究所
-
古川 修弘
三洋電機 (株) 機能材料研究所
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名迫 賢二
三洋電機 (株) 機能材料研究所
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米津 育郎
三洋電機 (株) 機能材料研究所
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