2-プロパノール脱水素プロセスにおける発熱反応と吸熱反応の組み合わせ
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概要
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化学反応操作における熱効率をたかめるため, 吸熱反応であるアルコールの脱水素と発熱反応である酸化を同一反応器内で行い, 両反応の生成物として同一のケトンあるいはアルデヒドを得ることを試みた.酸化銅-酸化亜鉛触媒による2-プロパノール脱水素反応の速度は酸化反応の生成物の影響をも含めてLangmuir-Hinshelwood型の速度式で表され, 酸化反応と脱水素反応は同時に起こり, 2-プロパノールの反応速度は両反応の速度の和として表されることが明らかとなった.さらに本研究における反応系について熱的安定性の解析を行ったところ, 実験を行った温度範囲においては安定な定常状態を保ちうることが明らかとなった.
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