遠心法による球形2粒子間液架橋力の測定
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概要
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粒径範囲が80〜700μmの等球2粒子間液架橋力を, 従来, 粒子-平板間付着力測定に用いられてきた遠心法により測定した.実験では, 1個の球形粒子を不揮発性の液体であるDOPにより, かみそりの刃の上に接着剤で固定された別の粒子に付着させた.このようにすると, 架橋の幾何学的形状の顕微鏡観察が容易になる.その後, 刃を密閉セルに入れ, 遠心ディスクに固定する.粒子が飛散するときの回転数から得られた付着力の実験値は, 種々の架橋半中心角および無次元分離距離に対して, Rumpf の液架橋力理論と比較された.その結果, この理論は実際の湿潤粉体層を横成する微小粒子にも適用できることがわかった.<BR>湿潤雰囲気中での付着力も同様の方法で測定した結果, 高湿度における付着は, 液架橋に起因するらしいことがわかった.
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