ヘリウム, 窒素, 水素およびメタンガス流中におけるアルゴンプラズマジェットのくずれ
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概要
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アルゴンプラズマジェット (10<SUP>4</SUP>K) をヘリウム, 窒素, 水素およびメタンガス流中にそれぞれ平行に噴出させた時のジェット軸上のモル分率, 電子温度, イオン密度 (飽和イオン電流), 動圧のくずれを測定した.その結果, 電子温度とイオン密度は特徴的なくずれを示し, 単原子分子と2原子分子との間で大きな差のあることがわかった.<BR>単原子分子ガスを流した場合には, プラズマ流中のアルゴンイオンの再結合反応は<BR>Ar<SUP>+</SUP>+e<SUP>-</SUP>+e<SUP>-</SUP> → Ar<SUP>*</SUP>+e<SUP>-</SUP><BR>型の3体衝突型再結合反応が主で, <I>T</I><I><SUB>e</SUB></I> (電子温度) が<I>T</I><I><SUB>h</SUB></I> (重い粒子の温度) より高くなるのに対し, 2原子分子ガスを流した場合は<BR>Ar<SUP>+</SUP>+e<SUP>-</SUP>+M<SUB>2</SUB> → Ar<SUP>*</SUP>+2M・<BR>型の3体衝突型再結合反応が主になり, <I>T</I><I><SUB>e</SUB></I>のリープは観測されなかった.この場合, <I>T</I><I><SUB>e</SUB></I>をダブルプローブなどで測定すれば<I>T</I><I><SUB>h</SUB></I>を同時に知ることができる.
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