ニンジン細胞の高密度培養によるカロチノイド系色素の生産とその分離精製
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概要
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ニンジン培養細胞からカロチノイド系色素をアセトン抽出し, さらに活性アルミナによる吸着クロマトグラフィーを用いることによってβ-カロチンを高度に分離精製する手法を確立した.<BR>この手法を用いて, 細胞増殖とカロチノイド系色素の生産量の関係について, 振盪培養とドラフトチューブ付きエアーリフト槽について検討を行った結果, これらの色素は対数増殖期の初期より細胞増殖とともに生産され, 定常期には生産量の減少が起こることが明らかとなった.また定常期に培養液交換を行っても, この傾向は変わらなかった.<BR>また容量1<I>l</I>のドラフトチューブ付きエアーリフト槽を用いたニンジン細胞の高密度培養によって, 定常期の細胞から培養液1<I>l</I>当り, 29.4μgのβ-カロチンを得ることができた.
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