液化ガスおよびアルコールに対する硫黄の溶解度
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概要
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フロパン, <I>n</I>-ブタン, <I>n</I>-ペンタンおよびエチルアルコール, <I>n</I>-ブチルアルコールに対する硫黄の溶解度を-20〜40℃の間で測定した.測定は飽和溶液中の過剰の固体硫黄を濾紙で濾過し, その飽和溶液の溶媒を蒸発させおのおのの量を秤量して組成を求めた.測定温度範囲内の同族列 (<I>n</I>-パラフィンおよびアルコール) の硫黄の溶解度は, パラメータを温度の1次関数とした4パラメータのwilson 式と, 1パラメータの正則溶液理論式を組み合わせた活量係数式によりよく相関できることが認められた.この相関式は<I>n</I>-パラフィンやアルコールに対する硫黄の溶解度の推算にも役立つものと思われる.
- 社団法人 化学工学会の論文
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