NaOH-KOH-H<SUB>2</SUB>O系からのNaOH・3.5H<SUB>2</SUB>O の結晶成長速度
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概要
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飽和カン水の隔膜電解により得られるカセイソーダ溶液には不純物として食塩, KOH が含まれている。そこでカセイソーダ精製とKOHの濃縮・回収を目的として, NaOH-KOH-H<SUB>2</SUB>O系からのNaOH・3.5H<SUB>2</SUB>Oの晶析実験を連続式完全混合槽型結晶槽を用いて行い, 成長速度, 核発生速度式を得た。次いで成長速度を, 成長結晶表面での熱および物質収支より得た成長速度式により考察した.<BR>その結果, NaOH・3.5H<SUB>2</SUB>O の結晶成長にΔ<I>L</I>法則が適用でき, 成長速度が過冷却度の1次により表されることを示した。また, 結晶成長が主に反応支配であることが判明した.<BR>また, 核発生速度は, 2次核発生が支配的であることを示し, 核発生速度と懸濁密度, 成長速度との関係を明らかにした.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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秋谷 鷹二
産業技術総合研究所 環境調和技術研究部門
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秋谷 鷹二
東京工業試験所プロセス開発部
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竹内 紀男
東京工業試験所プロセス開発部
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大輪 優
東京工業試験所プロセス開発部
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川崎 成武
東京工業試験所プロセス開発部
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