NO<SUB>x</SUB>高濃度域における無触媒脱硝法の適用
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概要
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エネルギーの有効利用をはかるため, 超高温ガスタービンやMHD発電など新しい技術の開発が行われている.このような超高温燃焼器から排出される排ガス中には, 数千ppmのNO<SUB>x</SUB>が含まれると予想される.<BR>本報告は, このような高濃度なNOxを含む排ガスに無触媒脱硝法を適用した場合の問題点を検討するため, 試験炉において実験したものである.その結果, 3,000ppmのNO<SUB>x</SUB>濃度もNH<SUB>3</SUB>の注入モル比や注入温度域を適切に選定すれば, NH<SUB>3</SUB>の残存なしに低減が可能であることが明らかとなった.また, 高濃度のNOxを200ppm以下に低減する方法としては, NH<SUB>3</SUB>ガスを多段階で注入する方法がNH<SUB>3</SUB>ガス注入量の節減と残存NH<SUB>3</SUB>ガスの低減に好ましいことを提案した.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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瀬間 徹
(財) 電力中央研究所 石炭ガス化複合発電プロジェクト・チーム
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佐藤 幹夫
(財) 電力中央研究所 石炭ガス化複合発電プロジェクト・チーム
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瀬間 徹
(財) 電力中央研究所 横須賀研究所
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瀬間 徹
(財) 電力中央研究所 石炭ガス化複合発電プロジェクトチーム
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佐藤 幹夫
(財) 電力中央研究所 横須賀研究所