活性汚泥における糸状微生物の分類と影響因子
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概要
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1983年8月, 富山県内にある活性汚泥法の処理施設13箇所に対し, 系状微生物の出現状況に関する現場調査を行った。糸状微生物の分類は, 主としてATVの検索表に従った。ATVの検索表の問題点を指摘し, それらを解消するべく, 当検索表の一部改変, 追加を行って, 修正表の試案を作った。最も多くみられたタイプは, Type1701であり, そのほかに9タイプみられた。各糸状細菌について, COD-SS負荷とBOD<SUB>5</SUB>-SS負荷に対する分布を調べたところ, Type1701と1863の出現範囲が最も広く, Type0961がそれに次ぎ, Type021N, <I>H.hydrossis, Sphaerotilus natans </I>はやや低負荷の範囲という傾向がみられた。また, DOについては, いずれの糸状細菌も, 低濃度でも出現可能であると推定された。さらにSVIに対する分布を調べたところ, いずれの糸状細菌も, バルキングの原因になりうることがわかった。
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