画像処理による密集した球状粒子の自動計測
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概要
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密集した球状透明粒子の粒子径分布を, 画像処理を利用して計測する手法を開発した.まずMarr-Hildrethフィルタ一を使って粒子像の輪郭候補線を決定した後, 原画像中における輪郭線上の1次微分値の平均値を利用して, 真の輪郭線と透明粒子の特徴から生じた偽の輪郭線を識別した.次に重なり合った粒子像から各粒子を認識する方法として, 内接円充填法を拡張して用いた.本手法を透明なポリマー粒子径の計測に応用した結果, 誤検出率は5%以下となった.本手法はオンライン測定にも適用が可能である.
著者
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西谷 紘一
大阪大学基礎工学部 情報工学科
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小泉 文弘
大阪大学基礎工学部
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小泉 文弘
大阪大学基礎工学部 情報工学科
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樫田 榮一
大阪大学基礎工学部 化学工学科
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小松 規秀
鐘淵化学工業 (株)
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西谷 紘一
大阪大学基礎工学部
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