浸漬型エアリフトカラムのポンプ効率の向上に関する研究
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概要
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富栄養化した湖などの曝気に使われるエアリフトカラムのポンプ効率について, 実験的な研究を行った。ポンプの揚程はガスホールドアップと壁面摩擦損失水頭の関数であるが, 加速損失水頭は重要でないと考えられる。ポンプ効率は摩擦損失が無視できる場合は, 水の真の平均流速と空気の真の平均流速の比である。したがって, 効率は散気孔径が小さいほど, 大口径管では水の流量が大きいほど高くなる。しかし, 小口径管では効率は摩擦損失が大であるから, 水流量が増大するとピークを持つことになる。二相流としての流動様式も効率に大きな影響を与える。気泡流のときに最も高い効率を示した。実験で得られたカラムの最高ポンプ効率は80%であるが, それ以上の効率も可能であると考えられる。
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