好気性バイオフィルターにおける気液間酸素移動特性
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概要
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装置底部全面から濾材充填部に直接空気を吹き込む方式の好気性バイオフィルターにおいて, 気液間酸素移動特性に対する影響因子を, 実測データの解析に基づいて明らかにし, 代表径6〜23mmの球状坑火石発泡体を充填した場合の<I>K<SUB>L</SUB>a</I>を, 充填担体の大きさおよび微生物保持濃度の関数として予測するための相関式を提案した。さらに, 散気性能指標Φおよび酸素溶解の動力効率を指標として, 酸素溶解性能を活性汚泥エアレーションタンクと比較したところ, 充填担体の存在は気泡の分散と, 装置内での液旋回流の発達を抑制することによる気液接触面積の増大をもたらすので, 磁製散気板など微細な気泡を生成する散気襞置を設置したエアレーションタンクに比較して, バイオフィルターの酸素溶解性能が優れていることが明らかになった。坑火石発泡体を充填した装置では, 微生物保持濃度を4,000g・m<SUP>-3</SUP>以下に維持できれば, 最大3kg-O<SUB>2</SUB>・kWh<SUP>-1</SUP>程度の動力効率を期待できる。
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