口腔悪性黒色腫に対するDAVFeron療法による急性の重篤な薬剤性血小板減少症の1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
薬剤性血小板減少症は稀な疾患であるも重篤な副作用であり,時として適切な処置を施さなければ致命的である.我々は70歳の日本人女性の口腔悪性黒色腫(T2N0M0,Stage II)に対し,ダカルバジン,塩酸ニムスチン,硫酸ビンクリスチン,インターフェロンβ(DAVFeron)療法を3クール施行したところ,血小板輸血を必要とする急性の重篤な血小板減少症が生じた.数日後には血小板は回復し,その後12ヶ月間再発はなかった.骨髄抑制は否定されたがその原因は不明であった.化学療法を行う上で,このような稀であるも重篤な副作用には注意しなければならない.
論文 | ランダム
- 混合プライマーを用いたPCRによる下痢原性大腸菌の病原遺伝子の同時検出法
- タイトル無し
- 混合プライマーを用いたPCRによる下痢原性大腸菌の病原遺伝子の同時検出法
- Von Recklinghausen病に合併した同時性胃膵重複癌の1例
- 若手スタッフ抱負を語る