ラットの血漿リポタンパクコレステロールに及ぼすグアガムとコレスチラミンの影響
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概要
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ラットのコレステロール代謝に及ぼすグアガムとコレスチラミンの影響をコレステロール添加食とコレステロール無添加食の場合とで比較検討した。meal-feedingにより飼育し, 最後の摂食開始3時間30分後に屠殺し, 次の結果を得た。<BR>1) コレステロール添加食の場合, グアガムとコレスチラミンは血漿およびリポタンパクコレステロールに同じ効果を表した。すなわちコレステロール摂取による血漿コレステロールの上昇とHDL-コレステロールの低下さらに肝臓コレステロールの増加をグアガムもコレスチラミンも抑制した。<BR>2) コレステロール無添加食の場合, コレスチラミンはキロミクロン+VLDL-コレステロールを低下させたが, 血漿コレステロールを低下させなかった。グアガムはキロミクロン+VLDL-コレステロールとHDL-コレステロールを低下させ, 血漿コレステロールを低下させた。
- 社団法人 日本栄養・食糧学会の論文
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