青森県内の生物系未利用資源を活用した法面緑化資材の研究(III) : −法面緑化試験−
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概要
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青森県内で発生する敷き料混入牛糞尿，刈芝，ホタテ貝殻を材料とした堆肥(以下，KT堆肥と記す)を配合した法面緑化資材(以下，KT堆肥配合資材と記す)を用いて法面緑化試験を実施し，施工性やイネ科外来草本類の成長に与える影響を検討した。従来の吹付機械によるKT堆肥配合資材の吹付けは可能であった。また，KT堆肥配合資材を用いると化学肥料を添加する従来工法よりイネ科外来草本類の植被率や草丈が良好であった。よって，KT堆肥配合資材を法面緑化工で用いることは可能であると判断された。
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