「天寿がん」を志向した超高齢耳下腺癌患者に対するホルマリン塗布療法
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概要
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慢性呼吸不全のため手術などの根治治療を断念した超高齢の耳下腺癌症例に対して,「天寿がん」を志向したホルマリン塗布療法を施行した。皮膚自潰部に対してホルマリンを塗布することにより,浸出液や出血のコントロールが可能となり不快症状を軽減できた。天寿がんという概念があることや天寿がんという言葉を用いて説明することで,インフォームドコンセントの取得にも障害が少なかった。一部の頭頸部癌患者においては,天寿がんという概念に基づいたQOL維持のための非攻撃的治療が受容され得るものと思われた。
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