大腸癌イレウス症例における経肛門的イレウス管と三次元CT画像を用いた術前口側大腸検索の検討
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概要
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目的:大腸癌イレウス症例に対し経肛門的イレウス管による治療後に,イレウス管を利用した三次元CT画像(以下,3DCT)で癌病変より口側大腸の検索が有用であったので報告する.方法:2004年6月から2008年12月までに当院で初回治療した大腸癌イレウス症例.経肛門的イレウス管により待機手術が可能となり病変より口側腸管の検索を行った10例を対象とした.イレウス管を用いた口側大腸の3DCT検索により口側病変の有無を検討.結果:10例中9例で口側腸管の画像検索で十分な読影が出来た.本治療の第一例目で病変近傍の描出が不十分であった.しかし,右側腸管の描出は良好であった.本検索による合併症は無かった.結論:経肛門的イレウス管を用いた術前検査は,イレウスで病変より口側腸管の検索が不可能な症例において腸管切除範囲の決定に有用であった.
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