嵌頓性直腸脱の容易な修復法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
直腸脱の合併症のひとつとしてその嵌頓があげられる.これは数多い合併症ではないが一旦起こるとなかなか修復しにくく,ついには直腸壊死あるいは緊急手術等が必要となり患者に大きな負担をかける事態が生じる.<BR>この修復の方法としては,従来全周にわたる圧迫,潤滑剤の使用等がなされ,なおかつ修復不可能の場合は麻酔を加え腹壁の緊張を取ることによってその修復が試みられてきた.<BR>私はこのような症例に対し,長鉗子を用いガーゼを直腸内に送りこむことによって何なく整復できるという経験を得た.その後2〜3の症例に対し同じく試みたが,いずれも麻酔などの補助なくきわめて容易に整復できた.その理由として,この操作により脱出した直腸が腹腔内へと引き上げられるようなカが加わるということだと思われ,簡単ではあるが報告する.
論文 | ランダム
- アセチルアセトン金属キレート-塩化アセチル系開始剤による1,3-ジオキソランおよびテトラヒドロフランの重合
- メタクリロイルアセトンおよびイソブチリルアセトンの銅キレートによるアルデヒドモノマーの重合(ノート)
- 小児緘黙症に関する研究-1・2-
- Geostatistical and geochemical classification of groundwaters considered in safety assessment of a deep geologic repository for high-level radioactive wastes in Japan
- 安全・安心の追求とリスク評価の役割