肛門癌の病理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
肛門部の狭い領域に発生する悪性腫瘍は,病理組織学的に多様性を示している.<BR>この領域の腫瘍について組織像と腫瘍の局在を明確とした分類を試みた.<BR>肛門管内に腫瘍の主体と中心があるものを管内型とし,肛門管の粘膜外に腫瘍が存在しているものは管外型,更に肛門縁型の三型に分類した.<BR>85例の肛門癌の中から75例について上記の分類を行うと,管内型24例,管外型47例及び肛門縁型4例となる.組織学的には,管外型47例中27例は,粘液産生能の亢進している腺癌である.<BR>管外性に発育する粘液癌が肛門癌の一つの特徴ともいえよう。<BR>組織発生の立場からは,管外型の肛門癌14例が肛門腺管,肛門腺と明らかに関連しており,また4例腫複腸管からの悪性化例であった.
論文 | ランダム
- 国際試合におけるバレーボール選手の競技前後の状態不安とパフォーマンスの関係について
- 国際女子バレーボール試合のローテーション・フェイズに基づくゲーム分析 : 第13回バレーボール女子世界選手権大会(1998)の3rd-4th戦,ロシアチームとブラジルチームの分析
- ゲーム理論のスポーツへの応用 : バレーボールを例にして
- ポジショニングから見るバレーボールの守備戦術 (第2分科会 競技スポーツ教育)
- PET適応疾患と患者紹介にあたっての留意点--有効に使い切るために (特集 プライマリ・ケアのための画像診断と医療連携) -- (画像診断装置の新しい技術)