PCR法による牛肉の性判別
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概要
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牛肉の性を科学的に鑑定する技術を確立するため,PCR法を利用した市販のウシ胚性判別キットを用いて牛肉の性判別を行った.PCR反応に供するDNAは黒毛和種(去勢雄3頭,雌3頭)の肉(20〜26mg)から市販のDNA抽出キットにより得られたDNA溶液(25.60〜30.95μg/ml)を用いた.ウシ胚性判別キットのプロトコールに従ってPCR反応を行い,得られたPCR産物をアガロース電気泳動で解析したところ,去勢雄肉由来のDNAでは雌雄共通PCR産物と雄特異的PCR産物が得られ,雄と判定された.雌肉由来のDNAでは雌雄共通PCR産物が得られ,雌と判定された.PCR産物は反応に供したDNA量が300ng以上で検出された.以上よりPCR法を利用した市販のウシ胚性判別キットとDNA抽出キットを組み合わせることにより,少量の肉片から牛肉の雌雄鑑別が簡便にできることが示された.
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