交配時に血中プロジェステロン濃度が高値を示す雌馬の受胎性
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概要
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軽種馬における受胎性の向上を図る目的で,繁殖用サラブレッド種雌馬339例について交配時の血中プロジェステロン(P)およびエストラジオール17β(E2)濃度を測定するとともに,受胎の有無を調べた.その結果,339例は以下の4群,すなわちI群: P>1ng/mlでE2>20pg/ml (39例),II群: P>1ng/mlでE2≦20pg/ml (29例),III群: P≦lng/mlでE2>20pg/ml (201例),IV群: P≦1ng/mlでE2≦20pg/ml(70例)に区分された.群内の受胎率は,III群が52.7%で最も高く,ついでIV群が41.4%,IIが30.8%であり,I群は17.2%で最も低かった.また,交配時に高P濃度を示した9頭の雌馬を対象に,周排卵期の血中PおよびE2濃度の経日的な変化と受胎率を調べたところ,血中E2濃度およびE2/P値が雌馬の受胎性の良否に関与していることが示唆された.
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