フリーストール飼養の泌乳牛の行動に及ぼすストール床材と個体属性の影響
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概要
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対頭二列式16床のフリーストール施設に飼養するホルスタイン種泌乳牛15頭を用い,床材や個体属性の違いが行動に及ぼす影響を検討した.床材として土間期(S期)と成形ゴムチップマット期(R期)における各3日間連続のビデオカメラによる観察記録を解析した.その結果,R期はS期に比べ,1日のストールでの横臥時間,総利用時間(P<0.05)および横臥期数(P<0.05)などが増加傾向を示す一方,通路での佇立•移動時間(P<0.01),混合飼料(TMR)採食期数(P<0.01),佇立•移動期数(P<0.01),歩行距離(P<0.05)が減少する傾向を示した.また両期を通してストールでの横臥などの利用時間が長い個体ほど,通路での佇立•移動時間やTMR採食時間が低下する傾向が認められた.各行動に影響する個体の属性として月齢,体重が関係し,体重が重く,高月齢の個体はTMR採食時間や歩行距離などの活動性が低下する傾向を示した.
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