チャノホソガの生態的研究
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概要
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研究史,世代,誘殺灯および習性について調べた。茶の害虫としてわが国の最初の記録は1900年であって,セイロンは日本よりも10年早く1890年である。<BR>1年5〜7回の発生でさなぎで越冬し,4月上旬から羽化する。一番茶期の終わりから二番茶期の芽に大害し,茶の品質を悪くすることがはなはだしい。青色けい光誘殺灯の12ヵ年の成績によると第2,3化期のがの発生が特に多い。また1年間における誘殺総数は1956年が誘殺灯創設以来の最高であった。茶園にてのホリドール使用開始は1952年で,1955年から発生が急増した。卵は一心三葉のうち第2葉に最も多く産下される。葉の表皮下の潜行幼虫はハムグリムシ形であって.葉縁での脱皮でハマキムシ形になり,それから外部に脱出して若葉を三角形に巻く。しかして葉を巻く前に準備工作として中脈に傷をつけ,葉先きへの水分の移行を少なくして巻葉作業を容易にする。加害植物は茶のほかツバキ科植物を害する。
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