ルビーアカヤドリコバチ導入後の成績
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概要
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1. ルビーロウムシ駆除の目的で,福岡からルビーアカヤドリコバチを1950-1953年の4ヵ年間移入して,静岡県榛原郡金谷町,五和村及び勝間田村の柑橘及び柿を混植した茶園に放飼した。<BR>2. 放飼翌春から毎年6月に第1化期成虫の羽化寄生率を調査した。その成績は第2表の如くで,年々寄生率<BR>が高くなつている。<BR>3. 1953年10月の調査によると,金谷町の放飼した2ヵ所の柑橘または柿では,ルビーロウムシはほとんど見当らない位い驚異的好成績を収め,また寄生蜂も長さ2km位の広範囲に拡散繁殖し,五和村や勝間田村では,まだ金谷町の如く好成績を収めるまでには至つていないが,相当広い範囲に分散繁殖している。<BR>4. ルビーアカヤドリコバチを放飼するに当り,放飼前に在来寄生蜂の鍾類並びに寄生率を調査した。その成績は第6表の如くで,いずれも寄生率は低かつた。
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