フローサイトメトリーによるチャ(Camellia sinensis),ツバキ(C.japonica)およびその種間交雑種のゲノムサイズの推定
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概要
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ゲノムサイズを明らかにしておくことは,種としての基本的な特性を把握する意味で重要である。また,連鎖地図上の遺伝距離と平均的な物理距離との関係の推定,ゲノムライブラリーのカバー率の推定,DNA溶液中の特定配列のコピー数の推定にもゲノムサイズは必須の情報である。<BR>チャのPI(Propidium Iodide)による染色とフローサイトメトリーを用いてチャ(Camellia sinensis),ヤブツバキ(C.japonica),およびその種間交雑種のゲノムサイズを推定した。比較対照にはイネ,ダイズ,コムギを使用した。精度の高い検量線が得られ,その検量線を用いて推定した結果,チャ,ヤブツバキ(Camellia japonica)およびその種問雑種のゲノムサイズはほぼ等しく約4G塩基と推計された。また,ヤブツバキの供試材料中,品種肥後大関は,細胞あたりのDNA量が他のヤブツバキ系統の1.5倍であり,染色体や気孔の観察の結果,三倍体であると結論された。
- 日本茶業技術協会の論文
著者
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谷口 郁也
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所
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田中 淳一
野菜茶研・育種開発
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田中 淳一
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構野菜茶業研究所枕崎茶業研究拠点:(現)農林水産省技術会議事務局
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平井 紀子
チヨダサイエンス
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山口 聰
愛媛大学農学部
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谷口 郁也
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
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田中 淳一
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
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田中 淳一
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所
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