デジタルホルター心電計により連続測定した心室遅延電位の評価―実時間型記録との比較―
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概要
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【目的】デジタルホルター心電計で記録した心室遅延電位(LP)の精度を検討する.【方法】ホルター心電計Spider View(ホルター型,Ela medical社製)およびPredictor(実時間型,Corazonix社製)で記録したLP43例を対象に,ホルター型での記録を30分ごとに分割してLPを算出し,(1)ノイズレベル最小時における実時間型との相関,(2)LP判定に及ぼすノイズレベルの影響,(3)30分ごとの変動について検討した.【結果】(1)ホルター型と実時間型で有意な相関(p<0.001)を認めた.(2)ホルター型においてノイズレベル0.7μV以上では,RMS40に大きな数値変化をもたらした.(3)30分ごとの変動係数は,f-QRS:3.6%,RMS40:31.6%,LAS40:11.6%であり,体位変換に伴う心電図波形変化によりRMS40に大きな変動を認めた.【結語】ホルター心電図を用いたLPの有用性が示唆されたが,経時的な変動評価の際には数値のみならず体位変換による波形変化も考慮したうえで,実波形を観察する必要性があると考えられた.
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