慢性心房細動に対するBox isolationの有用性:抗不整脈薬とのハイブリッド療法
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概要
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慢性心房細動(AF)に対するBox isolationと抗不整脈薬のハイブリッド療法の有用性を検討した.慢性AF88例にBox isolationを施行した.さらに28例ではCFAEのアブレーションも追加した.初回セッション後,47例(53%)では無投薬で洞調律を維持したが,41例(47%)ではAFが再発した.再発例のうち34例に抗不整脈薬を投与した.そのうち21例で有効であり,3ヵ月後68例(77%)で洞調律を維持したが,20例では再度AFが発生したため,薬剤抵抗性の15例(17%)に再セッションを施行した.術後13±8ヵ月の経過観察で,53例(60%)では無投薬で洞調律を維持しており,さらに28例(計81例92%)では抗不整脈薬投与下で洞調律を維持している.Box isolation追加CFAEアブレーションと抗不整脈薬のハイブリッド療法は,慢性AFに対する治療戦略の一つとして有用であると考えられる.
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