ラット排泄物中でのTrp-P-1及びその代謝物の挙動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Wistar系ラットにTrp-P-1を 750, 1,500 及び 2,500 μg 経口投与し,糞便・尿のTrp-P-1をHPLC及びサルモネラを用いたAmes法により,更に排泄物中の代謝物をTLC分画により調べた.糞便からのTrp-P-1抽出にはブルーレーヨンを,尿からの抽出にはクロロホルムを用い,両抽出法による添加回収率は,糞便では 85.9±3.9%, 尿では 91.3±3.7% であった.糞便・尿抽出物のTLC分画物の変異原性を調べたところ,糞便抽出物ではTrp-P-1以外に変異原性を有する画分が2つ認められたが,尿抽出物では認められなかった.Trp-P-1 750 μg 投与群の糞便・尿のTrp-P-1量は,それぞれ 81.6±7.1 μg 及び 28.7±4.9 μg で,投与量の 10.8±0.9% が糞便に,3.8±0.7% が尿中に排泄され,変異原性試験においても類似する結果が得られた.1,500 μg 投与群の糞便・尿中のTrp-P-1量及び変異原性は 750 μg 投与群に比べ有意に高い値を示した.
論文 | ランダム
- Rapid decay of storm time ring current due to pitch angle scattering in curved field line
- 第16回国際社会性昆虫学会に参加して
- 30p-PB-11 GaAs/InAlAs歪超格子におけるX準位
- 29p-ZW-13 光電子増倍管を用いたSiのフォトルミネッセンス測定
- A GENERALIZED POLYA-SZEGO INEQUALITY FOR THE HADAMARD PRODUCT