膵切除後に残膵に再燃をきたした自己免疫性膵炎の2例
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概要
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自己免疫性膵炎の診断基準2006の改定にともない限局性のAIPが数多く報告されるようになった.しかし,限局性のAIPは膵癌との鑑別が困難で,確定診断に苦慮する例がしばしば存在する.今回われわれは,鑑別診断が困難で膵切除術に至り術後に残膵に再燃をきたしたAIPの2症例を経験した.2症例はともに肺門部リンパ節腫大をともなっていた.AIPは全身性IgG4関連疾患であるという概念が広く認知され,膵外病変やステロイドの反応性を含めた診断基準の必要性も示唆された.
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