当院での原発性小腸癌10例の臨床病理学的検討と最近5年間の本邦報告例116例の文献的考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
過去20年間に当院外科で治療がなされた原発性小腸癌10例の臨床病理学的検討を行った.癌占拠部位は空腸が6例,回腸が4例で,全例有症状であった.腫瘍径の中央値は50mm(30〜110mm)であり全例2型進行癌で輪状狭窄をともなっていた.組織型は高分化腺癌8例,中分化腺癌1例,低分化腺癌1例で,壁深達度はSE 8例,SI 2例であった.リンパ節転移は6例,肝転移は3例,腹膜播種は4例に認めた.ダブルバルーン内視鏡導入以降に経験した9例中8例は術前に病理学的診断が可能であった.stage II(4例),III(2例)症例には中間リンパ節郭清をともなう小腸部分切除が施行され,stage II症例は4例とも無再発生存中である.
論文 | ランダム
- ユニバーサル・アドホックネットワークの検討 : PHS2台を装備する端末を用いた情報配信実験
- ユニバーサル・アドホックネットワークの検討 : PHS2台を装備する端末を用いた情報配信実験
- 圧延機剛性に対する考察(タンデム圧延の総合特性の解析-6-)
- 冷間タンデム圧延の加減速時の板厚制御についての考察(タンデム圧延の総合特性の解析-5-)
- ユニバーサル・アドホックネットワークの検討 : PHS2台を装備する端末を用いた情報配信実験