アルミボトル口径最適化のための開けやすさ評価関数の提案
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概要
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開けやすいアルミボトル口径の厳密な寸法を特定することを目的として,開けやすさの評価法について検討し,開けやすさ評価関数として,開栓動作時に人間が発揮できるトルクの最大値に対する開栓に必要なトルクの割合と定義する方法を提案した.具体的には,評価関数は,口径を設計変数とし,キャップを握る力と相関のある母指の長さを用いて個人差を加味し,さらにキャップを握る際の人間の動作の不確実性を考慮して定式化した.10名の被験者のデータを用いて開けやすさ評価関数を作成した結果,キャップを握る力は母指長に依存し,開けやすい口径は母指長の増加に伴い,28 mmからおよそ35 mmまで増加することを確認した.また,力の弱い被験者に配慮した場合,今回の被験者群においては設計解として28 mmが適当であると判断できる結果を得た.
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