電界脱離質量分析法による粘着付与剤の分析
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概要
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市販の主要な粘着付与剤であるロジン−グリセロールエステル類,テルペン樹脂,テルペン−フェノール樹脂,クマロン樹脂と石油系樹脂を電界脱離質量分析法(FD MS)で,測定範囲m/z 150〜1600で,分析したところ,それぞれモノマー組成の違いによる特徴的な質量スペクトルが得られ,分子量分布から樹脂のグレード等を識別できると考えられた.次に,市販の包装用粘着テープを溶媒抽出し,粘着剤中の粘着付与剤をFD MSで分析したところ,C5樹脂と混合されたC9樹脂とクマロン樹脂を除いた各樹脂を検出できた.FD MSは同時に多種類の性質の異なる樹脂を分析できることが特長であるが,混合物中の低濃度の樹脂や検出感度が低い樹脂の検出は困難であった.
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