経皮経空腸的超音波内視鏡下ドレナージ術が奏功した膵頭十二指腸切除後膵仮性嚢胞の1例
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概要
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症例は56歳,男性.下部胆管癌のため膵頭十二指腸切除術施行.術後,膵仮性嚢胞を形成しCTにて増大した膵仮性嚢胞により圧排閉塞された輸入脚空腸を認めた.その輸入脚空腸は腹部皮下に穿通していたため経皮的エコー下ドレナージ術を施行した.膵仮性嚢胞は胃壁とは接しておらず,輸入脚空腸に接していたため,経皮的エコー下ドレナージルートを利用した経空腸的超音波内視鏡下ドレナージ術を施行した.術後,嚢胞はすみやかに縮小し,さらに経皮経空腸的に膵仮性嚢胞内腔に経鼻内視鏡を挿入しデブリードメントも施行した.
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