治療に難渋した胃前庭部毛細血管拡張症に対しESDを施行した1例
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概要
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症例は53歳男性.慢性腎不全に対し透析導入後,黒色便を繰り返すため,当科を紹介受診した.内視鏡で胃前庭部毛細血管拡張症(GAVE)を認め,アルゴンプラズマ凝固療法(APC)を施行した.しかし,APC後もGAVE再発を繰り返すため,胃前庭部約1/3周の粘膜をESDにより切除を行い,その後下血は消失し,貧血の改善を認めた.難治性GAVEに対しESDを試みた報告はなく,貴重な1例と考えた.
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