大腸腺腫内に存在し,H. pylori除菌が奏功した直腸MALTリンパ腫の1例
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概要
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症例は70歳代女性.血便精査目的に下部消化管内視鏡検査を施行した.直腸下部に約25mm大の側方発育型腫瘍(LST)および毛細血管拡張を伴う表面平滑な多発性粘膜下腫瘍(SMT)を認め,LST内部にはSMT様隆起が併存していた.診断目的で内視鏡的粘膜切除術を施行し,LSTは大腸腺腫,SMTはMALTリンパ腫の結果を得た.MALTリンパ腫に対してH. pylori除菌療法を施行したところ,除菌10カ月後には内視鏡上瘢痕化し,除菌療法が有効であった.
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